【シビル・ウォー】マーベル映画のセリフで『afraid』を使った熟語・連語について解説【英語の問題】

【シビル・ウォー】マーベル映画のセリフで『afraid』を使った熟語・連語について解説【英語の問題】

第808回.マーベル映画のセリフで『afraid』を使った熟語・連語について解説

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)より

原題『Captain America: Civil War』

 

問題

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 原題『Captain America: Civil War』 アベンジャーズ マーベル

ヴィジョン(ポール・ベタニー)

If you do this… they will never stop being afraid __ you.

字幕:これでは 世間の君への恐怖は消えない

訳 :こんなことをしたら 皆は決して君を恐れることをやめない

 

__に入るのはどれでしょう?

①to

②of

③that

 

映画のシーン

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 原題『Captain America: Civil War』 アベンジャーズ マーベル

映画:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

シーン:クリントがワンダを連れ出しに来たシーンです。ワンダはどうすべきか迷っていましたが、クリントに『償いたいなら行動しろ』と言われて、引き留めようとするヴィジョンを拘束してスティーブを助けに向かいます。

 

答え

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 原題『Captain America: Civil War』 アベンジャーズ マーベル

正解は②ofです!

ヴィジョン

If you do this… they will never stop being afraid of you.

字幕:これでは 世間の君への恐怖は消えない

訳 :こんなことをしたら 皆は決して君を恐れることをやめない

 

詳しい英語の解説

be afraid of

意味:~を恐れる、心配する

『be afraid of』の後には名詞・代名詞を置きます。こちらは熟語としてよく教えられるので、覚えている方も多いと思います。

セリフでは『be afraid of』の後に代名詞のyouが置かれています。動名詞になっているためbe動詞がbeingになっています。

If you do this, they will never stop being afraid of you.

訳:こんなことをしたら 皆は決して君を恐れることをやめない

be afraid to do

意味:~することを恐れる、心配する

『be afraid to』の後には動詞の原形を置き不定詞(to do)を作ります。『~することを恐れる』のように動作に対して使う場合はこちらです。

be afraid that

意味:~ということを恐れる、残念に思う、恐れ入りますが

『be afraid that』は接続詞thatが使われており、この後には1文・節が置かれます。この接続詞thatは省略することもできます。

また、こちらは『恐れ入りますが、申し訳ないのですが』といった相手に遠慮するような表現としても使えます。

動名詞:being afraid of you

意味:あなたを恐れること

動詞のing形を用いることで『~すること』という意味の名詞句を作ることができます。

動名詞は名詞句なので、主語や目的語に置くことができます。セリフでは他動詞stopの目的語になっています。

 

動名詞と不定詞(名詞的用法)はどちらも『~すること』という意味で基本的に使い方をしますが、特定の語の目的語になる場合は動名詞または、不定詞しかとれません。

セリフでは他動詞stopの目的語になっているため、動名詞しかとれません。不定詞に変えて『to be』とすることはできないので、注意しましょう。

If you do this, they will never stop being afraid of you.

訳:こんなことをしたら 皆は決して君を恐れることをやめない

単語の解説

接続詞:if

意味:もし~ならば

副詞:never

意味:決して~ない

動詞:stop

意味:止まる(自動詞)、~をやめる(他動詞)

stopは自動詞としても、他動詞としても使えます。セリフでは他動詞が使われています。

 

最後に

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 原題『Captain America: Civil War』 アベンジャーズ マーベル

今回はここまでです。アベンジャーズでもほぼ最強クラスであるヴィジョンが抑え込まれてしまうなんて…最初見たときは『ワンダってこんなに強かったんだ』と驚きましたね。

『be afraid』の後は、その後に続く品詞や節によってto, of, thatなどを使い分ける必要があります。意味だけではなく品詞をしっかりと理解しておくことが大切です。

 

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参照:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

https://disneyplus.disney.co.jp/

(参照2024/01/25)

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