第55回.エンドゲームの名シーン『アメリカのケツ』から強調の表現を学ぼう!
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)より
原題『Avengers: Endgame』
問題
アントマン/スコット・ラングのセリフ
__ America’s ass.
“アメリカのケツ”って感じ。
__に入るのはどちらでしょう?
①This is
②That’s
映画のシーン
映画:アベンジャーズ/エンドゲーム
シーン:トニーたちが2012年のニューヨークにストーンを取りに行ったシーン。トニーが2012年のキャプテンのスーツを見て「ケツがダサい」と言いますが、アントマンが「カッコイイよ!アメリカのケツって感じ」と、フォローになっているのかわからないフォローをします。
答え
正解は②That’sです!
しかし、今回の問題は意味的にはどちらでも正解になります。
アントマン/スコット・ラングのセリフ
That’s America’s ass.
“アメリカのケツ”って感じ。
詳しい英語の解説
this is / that’s(that is)
意味:強調
日本語訳:これこそまさに~/あれこそまさに~
このセリフでは『これは~/あれは~』という意味ではなく、強調の意味合いで使っています。
どちらを使ってもいいですが、今回のシーンではトニーたちはキャプテンを遠目で見ているのでthat’sの方がいいでしょう。
スラング:ass
意味:ケツ
『尻』を汚い言い方で言った感じです。スター・ロードあたりがよく使ってますね。
最後に
今回はここまでです。エンドゲームはシリアスな雰囲気ですが、このシーンをはじめ結構ギャグシーンもあって、そういったところも楽しめますね。
セリフなどではこういった強調の表現が入ることもあります。キャラクターの心情などを知ることもできるので、ぜひ探してみましょう!
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_ America's ass.
アメリカのケツかこの_に入るのはどちらでしょう?
トニーにダサいともいわれたキャップのお尻!— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) September 4, 2019
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(参照2020/05/04)
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