第838回.マーベル映画のセリフで『interested』を使った熟語・連語を解説
映画『ブラックパンサー』(2018年)より
原題『Black Panther』
問題
エヴェレット・K・ロス(マーティン・フリーマン)
What I am interested __ is that arm cannon out there.
字幕:どこでアーム・キャノンを?
訳 :私が興味があるのは 外にあるあのアーム・キャノンだ
__に入るのはどれでしょう?
①何も入らない
②in
③to
④at
映画のシーン
映画:ブラックパンサー
シーン:釜山でのカーチェイス後、捕まえたクロウをロス捜査官が尋問するシーンです。ロスはクロウが義手に仕込んでいたアーム・キャノンについて、どこで仕入れたのかを尋ねます。
答え
正解は②inです!
エヴェレット・K・ロス
What I am interested in is that arm cannon out there.
字幕:どこでアーム・キャノンを?
訳 :私が興味があるのは 外にあるあのアーム・キャノンだ
詳しい英語の解説
be interested in
意味:~に興味がある
中学英語・高校受験では必須の熟語になりますね。覚えている人も多いのではないでしょうか。
本来はinの後に目的語(興味のあるもの)を置くのですが、今回のセリフではその部分が関係詞whatとなり文頭に置かれています。
What I am interested in is that arm cannon out there.
訳:私が興味があるのは 外にあるあのアーム・キャノンだ
関係詞:what S V
意味:~すること、~するもの
関係詞whatは先行詞なしで使うことができます。what自身が『先行詞+関係代名詞:the thing (that)』になっていると考えましょう。
セリフでは関係詞whatを含む関係詞節が、この文(主節)の主語になっています。
What I am interested in is that arm cannon out there.
訳:私が興味があるのは 外にあるあのアーム・キャノンだ
セリフを関係詞節と主節に分けると以下のようになります。
関係詞節:I am interested in the thing[what]
主節 :It is that arm cannon out there
関係詞節の『be interested in』の目的語に当たる『the thing』が、関係詞whatとなり文頭に置かれています。
そのため、関係詞節が前置詞inで終わっているように見えます。
最後に
今回はここまでです。『be interested in』は中学英語・高校入試では必須の表現となります。ぜひ覚えておきましょう。
そして、今回のセリフは関係詞whatが使われている影響で、問題が少し難しくなっていましたね。本来目的語として置かれる語が、関係詞となる場合は注意しましょう。
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(参照2024/03/12)
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