【ブラックパンサー】マーベル映画のセリフで『as if+仮定法』を解説【英語の問題】

【ブラックパンサー】マーベル映画のセリフで『as if+仮定法』を解説【英語の問題】

第1274回.マーベル映画のセリフで『as if+仮定法』を解説

映画『ブラックパンサー』(2018年)より

原題『Black Panther』

 

問題

映画『ブラックパンサー』 原題『Black Panther』 マーベル アベンジャーズ

ティ・チャラ / ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)

We must find a way to look after one another as if we __ one, single tribe.

字幕:他者を受け入れ 慈しみ合いましょう 人類は1つの民族として生きるのです

訳 :私たちは1つの民族であるかのように 互いをいたわる方法を見つけなければなりません

__に入るのはどちらでしょう?

①are

②were

 

 

答え

映画『ブラックパンサー』 原題『Black Panther』 マーベル アベンジャーズ

正解は②wereです!

ティ・チャラ / ブラックパンサー

We must find a way to look after one another as if we were one, single tribe.

字幕:他者を受け入れ 慈しみ合いましょう 人類は1つの民族として生きるのです

訳 :私たちは1つの民族であるかのように 互いをいたわる方法を見つけなければなりません

 

詳しい英語の解説

as if+仮定法

意味:まるで~であるかのように、まるで~であったかのように

『as if』が導く節に仮定法を用いることで、事実とは異なる空想を表すことができます。

『主節と同時のこと』には仮定法過去を、『主節よりも過去のこと』には仮定法過去完了を用います。

セリフでは主節と同時の事柄なので仮定法過去が用いられており、動詞が過去形『were』になっています。

as if we were one, single tribe.

訳:私たちは1つの民族であるかのように

仮に主節より過去の事柄だった場合は、仮定法過去完了を使って以下のように表します。

as if we had been one, single tribe.

訳:私たちは1つの民族であったかのように

不定詞(形容詞的用法)

不定詞句:to look after one another

意味:お互いをいたわる(気遣う)

to不定詞の形容詞的用法は不定詞句が形容詞の役割を果たし、直前の名詞(代名詞)を修飾します。

セリフでは不定詞句『to look after one another』が名詞『a way』を修飾しています。

We must find a way to look after one another

訳:私たちは互いをいたわる方法を見つけなければなりません

単語・熟語の解説

名詞:way

意味:方法、手段

look after

意味:~の世話をする、~の面倒を見る

one another

意味:お互い

形容詞:single

意味:唯一の、ただ1つの

名詞:tribe

意味:部族

 

最後に

映画『ブラックパンサー』 原題『Black Panther』 マーベル アベンジャーズ

今回は『as if+仮定法』『不定詞(形容詞的用法)』を解説しました。『仮定法』は苦手とする方が多い単元ですが、こういった心情描写を読み取ることもできるため、ぜひ使い方を覚えておきましょう。

 

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参照:ブラックパンサー

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(参照2025/09/24)

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