各ヒーローの最初のセリフは？
MCUに登場するヒーローの第一声は一体何だったのか？それが気になり記事にまとめてみました。
セリフによっては字幕と直訳で違いもありました。その違いも含め一緒に確認していきましょう！
この記事は続きモノになっており、アベンジャーズの初期メンバーである『アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー』はこちらの記事で紹介しています。
今回は、残る初期メンバーである『ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ』のセリフを紹介していきます。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ
映画『アイアンマン２』より
ペッパー・ポッツのセリフ
I promise this is the only time I will ask you to sign over your company.
字幕：一度しか頼まないから 委任状にサインを
訳 ：約束するんだけど 会社にサインをするように頼むのは今回だけよ
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフのセリフI need you to initial each box.
字幕：イニシャルを
訳 ：私は あなたにそれぞれの欄にイニシャルを書いてもらう必要があるわ
ハッピー・ホーガンのセリフ
Lesson one. Never take your eye off…
字幕：絶対に敵から目を…
訳 ：レッスン１ 絶対に目を離しては…
シーン：ブラック・ウィドウが初登場したシーンでは、まだブラック・ウィドウは自分の正体を隠しています。ナタリー・ラッシュマンと言う偽名でスターク・インダストリーズに潜入しています。なのでスパイらしい？事務的なセリフが彼女の最初のセリフになっていますね。
他のヒーロー、アイアンマンたちの第一声はその人を表すに足るセリフだったのですが、彼女の第一声にはその個性などを感じることが無いですね。しかし、その個性が無いからこそブラック・ウィドウらしいと言えると思います。スパイが個性を出してしまうとキャラが立ってしまいますからね。スパイが目立ってしまったら本末転倒です。
この時、トニーとハッピーがボクシングのトレーニングを行っていて、トニーがブラック・ウィドウをリング上に来るように誘います。彼女がトニーを見つめていると彼は『What? なんだ？』と言い返すのですが、ちょっとトゲがあり、トニーが自分の死を意識して自暴自棄になっているのが伺えます。
ハルク/ブルース・バナー（インクレディブル・ハルク）
映画『インクレディブル・ハルク』より
ハルク/ブルース・バナーのセリフ
Is it ready?
字幕：いけるか？
訳 ：料理はできたかな？
シーン：ブルース・バナーがブラジルのホッシーニャで隠居生活を送っているシーンです。自分の食事を作っていることから、彼が独り身であることが伺えます。また犬と一緒に暮らしている描写もありました。
１つ前の記事でまとめたアイアンマンやキャプテン・アメリカの第一声のセリフは、そのキャラクターがどういったキャラクターなのかがよく伝わるセリフでした。それと比較するとハルクの第一声はちょっと物足りない印象もあります。もしかするとその要因は、このシーンの前のオープニングなのかもしれません。
そのオープニングのシーンではブルース・バナーが実験の被験者になり、その実験の中で暴走し、恋人を傷つけ逃亡中であることも描かれています。さらにまだその恋人が心の中にいて悩んでいることも描かれています。このオープニングがあることで、ハルクの一声目は少し味気ないのかもしれません。
俳優が変わったヒーローの１人であるハルク、この時のハルクを演じたのはエドワード・ノートンです。この後の映画『アベンジャーズ』以降ではマーク・ラファロがハルクを演じています。マーク・ラファロ演じたハルクの第一声も見て行きましょう。
ハルク/ブルース・バナー（アベンジャーズ）
映画『アベンジャーズ』より
ヒンディー語での会話
ハルク/ブルース・バナーのセリフ
Slow down.
字幕：ゆっくりと
少女のセリフ
My father…
字幕：お父さんが…
ハルク/ブルース・バナーのセリフ
Like them?
字幕：彼らと同じ？
シーン：インドのコルカタにいたブルース・バナー博士は、ひっそりと医師として人命を救っていました。子供の言葉にも耳を傾けています。こういった素行から、温厚そうな面倒見のよい医者の印象を受けます。
この後、少女のお父さんを助けるべく少女とこの場を離れますが、連れていかれた場所には父親はおらず、そこでS.H.I.E.L.D.のエージェントである女スパイのナターシャ・ロマノフと初めて出会います。その会話の途中、怒りでハルクに豹変しそうな場面もあります。
この最初のセリフはブルース・バナーとハルクの二面性を良く表している良いセリフだと思います。
このシーンでの言葉のやり取りはインドの公用語であるヒンディー語になります。そして、この地コルカタはインドの西ベンガル州の州都で、巨大都市であるメガシティです。メガシティの人口ランキングでは２０位です。こういった人口が多い場所にバナー博士は身を潜めていたんですね。これは『木を隠すなら森の中』と言うやつなのでしょうか。あえて人口が多いところに身を隠すのは賢いと言えますね。
ホークアイ/クリント・バートン
映画『マイティ・ソー』より
フィル・コールソンのセリフ
Barton? Talk to me.
字幕：バートン 報告を
訳 ：バートン？ 私に報告を
ホークアイ/クリント・バートンのセリフ
You want me to slow him down, sir?
字幕：仕留めますか？
訳 ：あなたは私に彼の行動を遅らせたいのでしょうか？
Or are you sending in more guys for him to beat up?
字幕：それとも袋叩きに？
訳 ：それとも あなたは彼を倒すために仲間を送りこんでいますか？
シーン：ホークアイ/クリント・バートンは映画『マイティ・ソー』で初登場し、そこで初めて発言をしています。
このシーンはソーが自分のムジョルニアを取りに来たシーンで、S.H.I.E.L.D.のコールソンがホークアイに連絡をしています。今となっては『ホークアイ＝弓』と定着していますが、銃ではなく弓でソーを狙っているのに驚いた人は多いのではないでしょうか。ホークアイのセリフからは何か個性を感じるか？というとそういった印象はなく、やはりS.H.I.E.L.D.という１つの組織に属した人間といった印象が強いですね。
アイアンマンのトニーを例に出すと、彼は大企業の社長で自分で組織のかじ取りをする人物で、かなりの個性的です。なので、彼の一声目はかなり個性的でした。一方、ホークアイはS.H.I.E.L.D.に属しているのでこういった個性を出さない発言をしているのに頷けます。
最後に
MCUのヒーロー達の第一声が気になり、記事にしてみました。今回は『ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ』の３人を紹介しました。この中で単独映画を持っていたのはハルクのみです。
彼らの第一声を見てみると、『アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー』たちと比べると無個性と言っていいのだろうか？個性が出ていない印象ですね。ブラック・ウィドウはスパイとしての発言なので、それは当たり前で、ホークアイはS.H.I.E.L.D.に属した１人なので納得がいきます。
ブラック・ウィドウは映画『アイアンマン２』の中盤まで素性を隠しており、なんたって映画『アイアンマン２』はトニー・スタークが主人公の映画なので、キャラが立ちすぎもよくないから仕方ないですね。それはホークアイも同様だと思います。そんなブラック・ウィドウはついに映画『ブラック・ウィドウ』で主人公として扱われるので、彼女の発言を楽しみにしています。
さらに、ホークアイもディズニープラスでドラマ『ホークアイ』を控えているので、彼が主人公となった時どういった発言をするのかが楽しみです。また、ドラマ『ホークアイ』はクリント・バートンがホークアイを引退する話なのでは？二代目ホークアイが？などと噂されており、クリントが主人公なのかどうかも見方によって変わりそうで、それもまた楽しみです。
ハルクはまだマーク・ラファロが演じてからは単独映画が作られていませんが、ドラマ『シーハルク』にハルクが登場する？なんて噂もされているので、そこでのハルクの深堀にも期待したいですね。
前回の記事と、今回の記事でアベンジャーズの初期メンバーの最初のセリフ・一声目をまとめましたが、なかなかに面白いですね。他のキャラクターの第一声も集めてみたいと思います。次の記事もお楽しみに！
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DVD・BD：アイアンマン２
DVD・BD：インクレディブル・ハルク
DVD・BD：アベンジャーズ
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https://marvel.disney.co.jp/movie.html
（参照2021/01/04）
