第530回.『皆』という意味の『everyone』は単数?複数?
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)より
原題『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』
問題
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
Everyone __ in real danger.
字幕:危険が迫ってる
訳 :皆が危険にさらされている
__に入るのはどれでしょう?
①am
②are
③is
映画のシーン
映画:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
シーン:異世界のモルドに騙され、ストレンジたちがイルミナティに捕まってしまったシーン。ストレンジは研究員であるこの世界のクリスティーンに、世界の危機が迫っているからここから出してほしいと説得を試みます。
答え
正解は③isです!
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
Everyone is in real danger.
字幕:危険が迫ってる
訳 :皆が危険にさらされている
※Everyone’s=Everyone is
詳しい英語の解説
代名詞:everyone
意味:皆、誰も
everybodyは『皆』という意味から複数だと勘違いしやすいですが、三人称単数扱いです。
日本語訳では『皆』という全体を指すような言葉になってしまいますが、実際はその中の一人ひとりの個人を指しているので三人称単数扱いとなります。
なので、セリフでは三人称単数の主語に対して使うbe動詞のisが使われています。
Everyone is in real danger.
訳:皆が危険にさらされている
『every ~』の例
everyone以外のeveryが付く語も同様に三人称単数扱いなので注意しましょう。
everybody:皆、誰も(everyoneよりも若干カジュアル)
everything:全てのもの
every ~:全ての~、どの~も
be動詞
be動詞は主語の人称や単数か複数かを確認して、使い分ける必要があります。時制が現在の場合は、主語に応じて以下のように使い分けます。
一人称単数:am
二人称単数、複数:are
三人称単数:is
最後に
今回はここまでです。日本語字幕の『危険が迫ってる』という言い方がかっこいいですね。ストレンジが言うと、本当に緊急事態だという感じが際立ちます。
everyoneやeverythingなどの『every-』系の単語は、日本語の意味から複数だと勘違いしやすいですが、単数扱いなので気を付けましょう。
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映画『ドクター・ストレンジMOM』よりストレンジ
Everyone __ in real danger.
危険が迫ってる__に入るのは?
am, is, are
『危険が迫っている』って映画の予告っぽいセリフで好き pic.twitter.com/pFU8NsD9M6— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) July 23, 2022
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参照:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
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(参照2022/09/02)
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