アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(2022年)より
英題『Mobile Suit Gundam The Witch From Mercury』
第12話のAパート、反スペーシアン組織である「フォルドの夜明け」のモビルスーツ隊指揮官のオルコットの命令に対して、部下たちが『コピー』と返事をするシーンがあります。
この『コピー(Copy)』というセリフは、普段洋画を見ている人の中にはどういった意味なのかを知っている人もいると思います。
簡単に言ってしまえば『了解』という意味になります。シーンを使ってより詳しく解説していきたいと思います。
英語はNetflix(ネットフリックス)の英語字幕を参考にしています。
アニメ第12話『逃げ出すよりも進むことを』『-Keep Marching on Instead of Running Off-』より
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
『コピー』
オルコット(CV:三上哲)
We’ll intercept. Shoot them all down!
日本語:迎撃する 全機潰せ
英語訳:我々で迎撃する 奴らを全機撃墜しろ!
部下達
Copy that!
日本語:コピー
英語訳:了解した
この『コピー:了解した』というのは軍隊などで使われる1つの軍隊用語、スラングになります。
反スペーシアン組織「フォルドの夜明け」の指揮官であるオルコットが、軍隊用語を使うことでより一層戦争感を感じられました。
すでに鬼気迫る状況なのはアニメの内容からひしひしと伝わってきていますが、さらに指揮系統がしっかりとれているテロリストであることが、この『コピー』の一言から感じられますね。
英語の解説
部下達
Copy that.
日本語:コピー
英語訳:了解した、聞こえた
『Copy:コピー』は『了解した、聞こえました』という意味で使います。
日本語は『コピー』ですが、英語字幕では『Copy that.』とちょっと違いがありますね。
『了解した』
1.I copy that.
2.Copy that.
3.Copy.
そもそも『了解した』は『I copy that.』となります。それが省略されていって、最終的に『Copy:コピー』だけになります。
洋画でよく見るやり取り
上官
Do you copy?
訳:分かったか?(聞こえたか?)
部下
I copy that.
訳:了解しました(聞こえました)
このように疑問文に対して『Yes, I do.』ではなく、『I copy that.』で答えることもあります。
最後に
『Copy:コピー』の英語解説になりました。最終話はスレッタがエアリアルで人間を潰したシーンが印象的でしたが、私はアニメを見ていたときこの『コピー』という単語を聞いて、戦争しているんだなという感覚をひしひしと感じられてより楽しめました。
『コピー』はこのシーン以外でも言っているシーンがあったので、よかったら探してみてみるのも面白いのではないでしょうか。
『了解』って言うのもいいですけど『コピー』って言うのもカッコイイですよね。『了解』って言うと『了解!トランザム!』を思い出してしまいます。ガンダム00も好きなので英語解説したいのですが、英語字幕がある配信サイトを見つけられず手をつけれないでいます…
水星の魔女・セカンドシーズンが始まるまでの間も、引き続き気になったセリフの英語を解説していきたいと思います。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:機動戦士ガンダム 水星の魔女
(参照2023/02/10)
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