第813回.マーベル映画のセリフで『scared』を使った熟語・連語を解説
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)より
原題『Avengers: Age of Ultron』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
He attacked him because he was scared __ what he can do.
字幕:奴がジャーヴィスを襲ったのは 彼の能力を恐れたからだ
訳 :ウルトロンがジャーヴィスを攻撃したのは 彼ができることを恐れていたからだ
__に入るのはどれでしょう?
①for
②of
③to
④that
映画のシーン
映画:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
シーン:ウルトロンからクレードルを奪取し、トニーとバナーがこれをどのように処理するか話し合っているシーンです。トニーはバナーに核ミサイルの発射コードを守っていた味方がジャーヴィスであったことを伝え、ジャーヴィスをクレードルに入れようと提案します。
答え
正解は②ofです!
トニー・スターク / アイアンマン
He attacked him because he was scared of what he can do.
字幕:奴がジャーヴィスを襲ったのは 彼の能力を恐れたからだ
訳 :ウルトロンがジャーヴィスを攻撃したのは 彼ができることを恐れていたからだ
詳しい英語の解説
be scared of
意味:~を恐れる、怖がる
『be scared of』の後には名詞・代名詞(名詞句・名詞節)を置きます。
セリフでは『be scared of』の後に名詞節『what he can do』が置かれています。
he was scared of what he can do.
訳:ウルトロンはジャーヴィスができることを恐れていた
be scared to do
意味:~するのが怖い、怖くて~できない
『be scared to』の後には動詞の原形を置き不定詞(to do)を作ります。『~するのが怖い』のように動作に対して使う場合はこちらです。
be scared that
意味:~ということを恐れる、怖がる
『be scared that』は接続詞thatが使われており、この後には1文・節が置かれます。この接続詞thatは省略することもできます。
関係詞:what S V
意味:~すること、~するもの
関係詞whatは先行詞なしで使うことができます。what自身が先行詞+関係代名詞『the thing (that)』になっていると考えましょう。
he was scared of what he can do.
訳:ウルトロンはジャーヴィスができることを恐れていた
単語の解説
接続詞:because
意味:なぜなら、~だから、~なので
最後に
今回はここまでです。この後、ジャーヴィスはヴィジョンに生まれ変わります。ジャーヴィスとトニーのやり取りが好きだったので、ジャーヴィスがいなくなってしまったのは少し寂しかったですね。
『be scared』の後は、その後に続く品詞や節によってto, of, thatなどを使い分ける必要があります。意味だけではなく品詞をしっかりと理解しておくことが大切です。
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参照:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
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(参照2024/02/13)
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