第1006回.マーベル映画のセリフで『~の前に』という意味の熟語(群前置詞)を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
Been a while since I was __ front of you.
字幕:会見は久しぶりなので
訳 :私があなた方の前に立つのは久しぶりだ
__に入るのはどれでしょう?
①in
②on
③at
映画のシーン
映画:アイアンマン
シーン:映画の最後、トニーとオバディアの戦いで起こった事故についての記者会見のシーンです。トニーは事故には関わっておらず、アイアンマンの中身は警備員だったということにするため、コールソンに会見ではメモを読むように言われ会見に臨みます。
答え
正解は①inです!
トニー・スターク / アイアンマン
Been a while since I was in front of you.
字幕:会見は久しぶりなので
訳 :私があなた方の前に立つのは久しぶりだ
詳しい英語の解説
群前置詞:in front of
意味:~の前に
2語以上の語群が1つの前置詞と同じ働きをするものを群前置詞と言います。
『in front of』も3語で1つの前置詞として扱われています。
Been a while since I was in front of you.
訳:私があなた方の前に立つのは久しぶりだ
it’s been a while(been a while)
意味:久しぶり
『it’s[it has] been a while』を直訳すると『しばらく時間が経った』となります。
しばらく合わなかったときなどに『久しぶり』という感じに使うフレーズです。
セリフでは『it’s』が省略されて『been a while』となっています。こちらの方がよりカジュアルな言い方になります。
(It’s) Been a while since I was in front of you.
訳:私があなた方の前に立つのは久しぶりだ
単語の解説
名詞:while
意味:しばらくの間
接続詞:since
意味:~以来、~から
sinceは前置詞としても使えます。セリフではこの後に節が置かれているので接続詞だと分かります。
最後に
今回はここまでです。会見なのに『been a while』みたいなカジュアルなフレーズを使うのがトニーらしいですね。
『in front of:~の前に』は中学英語・高校入試では頻出の熟語となります。学生の方はしっかりと覚えておきましょう。
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(参照2024/10/11)
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