第1018回.マーベル映画のセリフで『afraid』を使った熟語・連語を解説
映画『アベンジャーズ』(2012年)より
原題『Marvel’s The Avengers』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
I’m not afraid __ hit an old man.
字幕:老人でも殴る
訳 :私は老人を殴ることを恐れない
__に入るのはどれでしょう?
①to
②of
③that
映画のシーン
映画:アベンジャーズ
シーン:シールドがキューブを利用した兵器を開発していたことが発覚し、アベンジャーズのメンバーが言い争いを始めるシーンです。トニーとスティーブが口論する中で、トニーがスティーブを老人扱いして『老人でも殴る』と言います。
答え
正解は①toです!
トニー・スターク / アイアンマン
I’m not afraid to hit an old man.
字幕:老人でも殴る
訳 :私は老人を殴ることを恐れない
詳しい英語の解説
be afraid to do
意味:~することを恐れる、心配する
『be afraid to』の後には動詞の原形を置き不定詞(to do)を作ります。『~することを恐れる』のように動作に対して使う場合はこちらです。
セリフでは『be afraid to』の後に『hit:~を殴る』という動詞の原形が置かれています。
I’m not afraid to hit an old man.
訳:私は老人を殴ることを恐れない
be afraid of
意味:~を恐れる、心配する
『be afraid of』の後には名詞・代名詞を置きます。こちらは熟語としてよく教えられるので、覚えている方も多いと思います。
be afraid that
意味:~ということを恐れる、残念に思う
『be afraid that』は接続詞thatが使われており、この後には1文・節が置かれます。この接続詞thatは省略することもできます。
また、こちらは『恐れ入りますが、申し訳ないのですが』といった相手に遠慮するような表現としても使えます。
最後に
今回はここまでです。このシーンはヒーロー同士が口論になってギスギスしていて、見ていて辛かったですよね。こういうやり取りを経たからこそ、団結できたとも考えられますけどね。
『be afraid』の後は、その後に続く品詞や節によってto, of, thatなどを使い分ける必要があります。意味だけではなく品詞をしっかりと理解しておくことが大切です。
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(参照2024/11/08)
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