第1045回.マーベル映画のセリフで『get O 分詞』を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
ローディ(テレンス・ハワード)
For three hours you got me __ here.
字幕:3時間 ここで立ってた
訳 :3時間 お前は私をここに立たせていたんだぞ
トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)
Waiting on you now. Let’s go. Come on.
字幕:さっさと乗れ 早く
訳 :今はお前を待っている 行くぞ さあ
__に入るのはどちらでしょう?
①standing
②stood
映画のシーン
映画:アイアンマン
シーン:トニーがジェリコのプレゼンテーションのためにアフガニスタンに向かうシーンです。遅刻してきたトニーに対して、飛行機でずっと待っていたローディが『3時間 ここで立ってた』と言いますが、トニーはまったく悪びれる様子もなく、先に飛行機に乗り込んで『さっさと乗れ』とローディに言います。
答え
正解は①standingです!
ローディ
For three hours you got me standing here.
字幕:3時間 ここで立ってた
訳 :3時間 お前は私をここに立たせていたんだぞ
詳しい英語の解説
get O 現在分詞(have O 現在分詞)
意味:Oに~させる、Oに~させておく
『主語がOに~させる、させておく』という意味を表せます。現在分詞は能動的な意味を表します。
無理に暗記しようとせず、第5文型(SVOC)の形になっていると考えると分かりやすいです。
『get O C:OをCの状態にする』のC(補語)が現在分詞になっており、『~している』という進行形の意味になっていると考えましょう。
For three hours you got me standing here.
訳:3時間 お前は私をここに立たせていたんだぞ
get O 過去分詞(have O 過去分詞)
意味:Oを~してもらう(使役)、Oを~される(被害)
『主語がOを~してもらう、される』という意味を表せます。過去分詞は受動的な意味を表します。
最後に
今回はここまでです。トニーがローディに対して全く気を使ってない感じがいいですよね。自分勝手なトニーと、それに振り回される苦労人のローディというコンビ、大好きです。
『have/get O 分詞』は構文のような感覚で覚えようとしてしまう人が多いですが、第5文型だと考えるが分かりやすいのでオススメです。
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(参照2024/12/04)
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