第1064回.マーベル映画のセリフで『疑問詞』を解説
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より
原題『Spider-Man: No Way Home』
問題
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トム・ホランド)
__ did you just do that?
字幕:どうやって?
訳 :あなたはそれをどうやったの?
マット・マードック / デアデビル(チャーリー・コックス)
I’m a really good lawyer.
字幕:腕利きでね
訳 :私は本当にいい弁護士でね
__に入るのはどれでしょう?
①What
②Why
③How
映画のシーン
映画:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
シーン:ミステリオの策で殺人犯に仕立て上げられてしまったピーターが、弁護士であるマットに自分の弁護を依頼しているシーンです。ミステリオ信者が窓から投げ入れたレンガをマットがキャッチしたことに対してピーターが『どうやって?』と尋ねると、マットは『腕利きでね』と返します。
この日本語字幕が秀逸ですね。有能であることの『腕利き』とレンガを『腕』でキャッチしたことをかけているのでしょう。
答え
正解は③Howです!
ピーター・パーカー / スパイダーマン
How did you just do that?
字幕:どうやって?
訳 :あなたはそれをどうやったの?
詳しい英語の解説
副詞:how
意味:どう、どのように
方法・手段などを尋ねる疑問詞の1つです。副詞howは他の形容詞・副詞と組み合わせて疑問詞を作ることもできます。
セリフでは『どうやってレンガをキャッチしたのか』という方法を尋ねています。
How did you just do that?
訳:あなたはそれをどうやったの?
代名詞:what
意味:何
副詞:why
意味:なぜ、どうして
whatは代名詞であり、主語・目的語・補語を尋ねる際に使います。形容詞として『何の、どの』という意味でも使えます。
whyはhowと同じく副詞で、理由・原因などを尋ねます。
『lawyer』と『attorney』の違い
『弁護士』にはこれらの単語がありますが、以下のようなニュアンスの違いがあります。
名詞:lawyer
意味:弁護士、法律家、法律に関わる人
名詞:attorney(attorney at law)
意味:弁護士(法廷弁護士)
lawyerは法律に関わる人全般を指します。弁護士や検事だけでなく、法律を研究・勉強している人も指し、実際に法廷に立たない人もlawyerと表せます。
attorneyは実際に法廷に立って、訴訟を行う弁護士を指します。法科大学院を出た後、司法試験に合格した人が正式にattorneyとなります。
I’m a really good lawyer.
訳:私は本当にいい弁護士でね
最後に
今回はここまでです。映画を最初に見たときは、デアデビルがサプライズで登場して驚きましたね。今後のドラマ展開も楽しみです。
タグを使って好きな記事を読もう!
英語表現や映画、キャラクターごとにタグを作っています。興味のあるタグで色々な記事を読んでもらえると嬉しいです。
他の問題にも挑戦しよう!
他の『マーベル英語検定』の記事のリンクはこちら
X(旧Twitter)でのポスト(ツイート)はこちら
ハッシュタグ #マーベル英語検定 で日々問題を出題しています!
X(旧Twitter)のアカウントはこちら
マーベル英語検定を日々更新しています。フォローよろしくお願いします!
過去の作品はこちら
前回の記事はこちら
参照:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2024/12/18)
コメントを書く