第1127回.マーベル映画のセリフで『関係代名詞の目的格』を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
There are two things __ I want to do.
訳 :私がやりたいことが2つある
I want an American cheeseburger, and the other…
字幕:チーズバーガーを食べたい それと…
__に入るのはどれでしょう?
①that
②what
③who
④how
答え
正解は①thatです!
トニー・スターク / アイアンマン
There are two things (that) I want to do.
訳 :私がやりたいことが2つある
※セリフではthatが省略されています。
詳しい英語の解説
関係代名詞(目的格)
関係代名詞節:(that) I want to do
意味:私がやりたい
関係代名詞節『(that) I want to do』が先行詞の『two things』を修飾しています。
関係代名詞の目的格thatは省略することができ、セリフでも省略されています。
There are two things (that) I want to do.
訳:私がやりたいことが2つある
主節と関係代名詞節の英文を元に戻すと、それぞれ以下のような文になります。
主節:There are two things.
訳:2つのことがある
関係代名詞節:I want to do them.
訳:私はそれらをやりたい
主節の『two things』と関係代名詞節の『them』が共通した語となっています。
there is[are] ~
意味:~がある、~がいる
『there+be動詞』の後に、存在している人や物(名詞)を置きます。
使われるbe動詞は、後に続く名詞が単数か複数かによって変わります。
セリフでは『two things:2つのこと』が置かれており、複数なのでbe動詞はareが使われています。
There are two things (that) I want to do.
訳:私がやりたいことが2つある
最後に
今回はここまでです。関係代名詞の目的格を用いた場合は動詞や前置詞の目的語が関係代名詞に置き換わるので、本来の位置にいなくなってしまいます。しかも関係代名詞thatは省略されることが多いので気を付けましょう。
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