第1278回.マーベル映画のセリフで『動名詞』と『不定詞』の違いを解説
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より
原題『Spider-Man: No Way Home』
問題
ウォン(ベネディクト・ウォン)
He’s very good at __ things.
字幕:彼は忘れる天才だ
訳 :彼は物事を忘れるのがとても得意だ
__に入るのはどちらでしょう?
①to forget
②forgetting
答え
正解は②forgettingです!
ウォン
He’s very good at forgetting things.
字幕:彼は忘れる天才だ
訳 :彼は物事を忘れるのがとても得意だ
詳しい英語の解説
動名詞
動名詞:forgetting things
意味:物事を忘れること
動詞のing形を用いて『~すること』という意味の動名詞を作れます。
動名詞は名詞句となり、主語・目的語・補語に置くことができます。
to不定詞(名詞的用法)も同じように扱えますが、to不定詞は前置詞の目的語には置けません。
セリフでは前置詞『at』の目的語になっているので動名詞が置かれています。
He’s very good at forgetting things.
訳:彼は物事を忘れるのがとても得意だ
動名詞と不定詞
動名詞とto不定詞(名詞的用法)はどちらも『~すること』という意味の名詞句を作ります。
基本的な使い方は同じですが、特定の語の目的語になる場合は動名詞またはto不定詞のどちらかしかとれないこともあります。
動名詞しか目的語にとれない場合
特定の他動詞(enjoy, finish, stop など)の目的語、前置詞の目的語
to不定詞(名詞的用法)しか目的語にとれない場合
特定の他動詞(want, hope, decide など)の目的語
単語・熟語の解説
be good at
意味:~が得意だ、~が上手だ
動詞:forget
意味:~を忘れる
最後に
今回は前置詞の目的語に『動名詞』が使われている例を紹介しました。場合によっては、動名詞か不定詞のどちらかしか目的語にとれないこともあるので、よく使われるものを中心に覚えておきましょう。
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参照:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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(参照2025/09/26)
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