映画『アントマン』で学ぶスラング『冗談で、バカっぽく装う表現』最上級もわかっちゃう!

映画『アントマン』で学ぶスラング『冗談で、バカっぽく装う表現』最上級もわかっちゃう!

映画『アントマン』(2015年)より
原題『Ant-Man

 

はじめに

マーベル・アメコミ映画の名言を使って、英語の基礎から解説をします。

映画の英語をちょっとでも英語で分かってみたい!アメコミを英語で読んでみたい!って方向けの記事です。

一緒に映画で英語を勉強してみましょう!

 

今回は、ジョークと言うか、『バカっぽく装う表現』についてです。

今回の解説する範囲は、中学範囲になっています。しかし、学校などでで習うことはないんです、おそらくスラングの部類になると思います。そして、しっかりと最上級の表現も勉強できます!

このスラングは覚えると、基礎の知識がしっかりつくので良いスラングだと思います!

 

セリフの前に、最上級を

セリフを解説する前に!今回は比較の表現の最上級の表現を解説するので、まずは最上級の表現を解説します。

比較の最上級の基本

作り方:the ~est             ※~には形容詞か副詞が入ります。

意味:最も~・一番~

 

Antman is the smallest hero.

アントマンは一番小さいヒーローだ。

 

形容詞の原級の”small”が、最上級の”smallest”になっていますね。これで一番小さい、と言う意味になっています。このように、語尾にestをつければ、基本的には、形容詞は最上級になります。

 

原級:cute

最上級:cutest

 

 

名言・セリフ

今回のセリフは、映画『アントマン』からです、セリフは…ヒーローではなく、なんと人形さんのセリフです!アントマンであるスコットが、自分の娘である、キャシーの誕生日に誕生日プレゼントを渡しました。

その誕生日プレゼントのウサギちゃんのぬいぐるみのセリフを紹介します。

 

ウサギちゃん

You’re my bestest friend!

お前は最高の友達だぜ!

 

このセリフ、英語的に間違ってるんです、でもそれがいいんですね。どこが間違っているのかを次に解説しますが、なにが間違っているのかを考えて下さい!

あと、この後にキャシーが言うセリフが可愛い。

 

キャシー

He’s so ugly!

なんて醜いの~!

 

これは馬鹿にしているのではなく、良い意味で言っています。

よっぽど気に行ったのがわかる良い返しですね。これを会話で言う場合はちゃんと場面を考えて言わないと、そのままの『醜い』と言う意味で伝わってしまうので気をつけなければいけませんね。

 

 

英語の間違え

ウサギちゃん

You’re my bestest friend!

お前は最高の友達だぜ!

の間違えはどこか?それは、bestestにあります。

 

上で、解説した通り、最上級の作り方は、基本的に語尾にestを付けることで作ることができます。

可愛いcute→cutest、暑いhot→hottest

 

しかし、最上級の作り方は、estをつけるだけではないのです。今回のbestは不規則変化をして元はgoodです。

goodは原級・比較級・最上級の順で、good, better, bestとなります。すでにbestは最上級になっています。しかし、セリフの英語ではbestがbestestになっていますね。

これはすでに最上級なのに更に最上級にしようとしています。

 

 

この表現は2つの捉え方ができると思います。

1.bestが最上級と知らず、最上級のルールにのっとってestを付けた。

2.bestが最上級と知っておきながら、わざとバカっぽくestを付けた。

 

 

これはウサギちゃんはおそらく1のルールでやってるんじゃないかと思います。だって、ちょっと間抜けっぽい顔したぬいぐるみちゃんですから(笑)

でも、どちらの表現なのかは分かり得ないので、人それぞれが、この1か2の表現のどちらかだと思ってもらうのが一番だと思います。

 

 

 

バカっぽく装っているキャラと言えば

マーベルシネマティックユニバースにはたくさんの個性的なキャラクターがいますね。その中でも言い方が悪いですが、バカっぽいキャラクターといえば、アントマンに登場するルイスもその中の1人になるのではないでしょうか。

そんなルイスだったら、こんなセリフを言いそうです。

 

友達が一番大切だよ!

My friends are the most importantest!

 

この英文にも間違いがあります、それはどこか?今回はさっきのbestestとはちょっと違います。importantを最上級にする場合は、語尾にestを付けず、mostを書き足してあげます。

原級:important

最上級:most important

このようになります、しかし上の例文では、すでに最上級になってるにも関わらず、更に最上級の表現を付け加えていますね。この部分が面白い。

ルイスが言ったらボケてる感じがして良いですね。

 

 

おわりに

今回は間違えた表現を紹介しました。わざと間違えた英語を使うことでユーモアを誘えると思います。しかし、頭の悪そうなキャラクターが言うと、ただ頭が悪そうに見えてしまうので注意ですね。

マーベル映画だと自分が知っている範囲ではこれくらいしか最上級の表現をわざと間違えているものは知りませんが、まだあるのかも知れませんね。この知識をぜひ映画を見るときに応用してください!

正しく英語を分かっていてわざと英語を間違える。ちょっと粋な感じがします。この表現を使う場合は気を付けて使ってみてください。

今回の記事を読んだら、きっと基本の最上級の表現が分かった前提になるんじゃないでしょうか?

 

 

 

過去の記事で

今までの記事でも最上級を扱った記事があるので、そちらも良かったら覗いてみてください。

 

〇マーベル映画で学ぶ英語:サノスの名言で分かる、『最上級のtheを付けない場合』

今回のセリフも実は”the”を付けていません、その理由はこちらで詳しく解説しています。

マーベル映画で学ぶ英語:サノスの名言で分かる、『最上級のtheを付けない場合』

 

〇映画『アントマン&ワスプ』で学ぶ、長い英文の読み方とは?

映画『アントマン&ワスプ』で学ぶ、長い英文の読み方とは?

The bestest way to learn English is to watch movies.

一番の英語の勉強法は、映画を見ることだ!

 

DVD:アントマン
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2019/04/17)