第414回.『~に違いない』は英語で何と言う?助動詞について解説
映画『スパイダーマン3』(2007年)より
原題『Spider-Man 3』
問題
Mr.ディコヴィッチ(エリヤ・バスキン)
Give me rent.
字幕:家賃は?
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トビー・マグワイア)
You’ll get your rent when you fix this damn door!
字幕:ほしけりゃ このドアを直せ!
Mr.ディコヴィッチ
He is a good boy.
字幕:彼はいいやつだ
He __ be in some kind of trouble.
字幕:何かあったんだろ
訳 :彼は何か問題を抱えているに違いない
__に入るのはどれでしょう?
①will
②can
③must
映画のシーン
映画:スパイダーマン3
シーン:アパートに戻ってきたときに、いつも通りディコヴィッチさんに家賃を払えと言われ、ピーターが逆切れするシーン。
この時のピーターは、ヴェノムに寄生されていてやさぐれているため、本来の彼とは思えない言葉を口にします。しかし、罵声を浴びせられたディコヴィッチさんは、日頃の彼を知っているので『彼はいいやつだ 何かあったに違いない』とフォローしてくれます。
答え
正解は③mustです!
He must be in some kind of trouble.
字幕:何かあったんだろ
訳 :彼は何か問題を抱えているに違いない
詳しい英語の解説
・助動詞:must
意味:①~しなければならない ②~に違いない
①の義務を表す『~しなければならない』を覚えている人は多いと思いますが、②の推定を表す『~に違いない』も使われることがあるので覚えておきましょう。
推定の意味で使う場合は『must be』の形で見ることが多いと思います。
ちなみにこの推定のmustは映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のセリフでも使われています。ネタバレになるので、ここでは伏せておきますがこちらの記事で紹介しているので、映画をもう見たという人はぜひご覧ください。
最後に
今回はここまでです。映画『スパイダーマン2』の頃はちょっと意地悪な大家さんというイメージだったディコヴィッチさんですが、こんな酷いことを言われてもピーターをフォローしていくれるという、実はいい人だったという部分が垣間見えて好きなシーンです。
mustは義務の『~しなければならない』の意味で使われることが多いですが、推定の『~に違いない』も押さえておきましょう。
他の問題にも挑戦しよう!
他の『マーベル英語検定』の記事のリンクはこちら
Twitterでの元ツイートはこちら
ピーター・パーカー
ほしけりゃ このドアを直せ!Mr.ディコヴィッチ
He is a good boy. He __ be in some kind of trouble.
彼はいいやつだ 何かあったんだろ__に入るのは?
will, can, must pic.twitter.com/YeGchJM6H9— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) January 11, 2022
Twitterでタグ #マーベル英語検定 で日々問題を出題しています!
Twitterのアカウントはこちら
マーベル英語検定を日々更新しています。フォローよろしくお願いします!
過去の作品はこちら
前回の記事はこちら
DVD・BD:スパイダーマン3
https://www.sonypictures.com/
(参照2022/01/21)
コメントを書く