第558回.『彼は忘れる天才だ』は英語で何と言う?熟語『be good at』と『動名詞』を解説
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より
原題『Spider-Man: No Way Home』
問題
ウォン(ベネディクト・ウォン)
He’s very good __ forgetting things.
字幕:彼は忘れる天才だ
訳 :彼は物事を忘れるのがすごく得意だ
__に入るのはどれでしょう?
①in
②on
③at
④to
映画のシーン
映画:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
シーン:ミステリオに正体をバラされてしまったピーターが、ストレンジのもとに助けを求めに来たシーン。タイム・ストーンがもうないため助けることは難しいと言われ、ピーターは「今のことは忘れて」と言って帰ろうとします。それに便乗してウォンが「彼は忘れる天才だ」と皮肉を言い、ストレンジはその言葉から『忘却の呪文』のことを思い出します。
答え
正解は③atです!
ウォン
He’s very good at forgetting things.
字幕:彼は忘れる天才だ
訳 :彼は物事を忘れるのがすごく得意だ
詳しい英語の解説
熟語:be good at ~
意味:~が得意だ
中学英語では必須の熟語ですね。atが前置詞なので、この後には名詞・代名詞・動名詞などをとります。
動名詞:forgetting things
意味:物事を忘れること
『動詞のing形(+目的語)』で名詞句を作ります。また、forgetのing形は最後の『t』を重ねて『forgetting』となるので気を付けましょう。
動名詞と不定詞
動名詞と不定詞の名詞的用法はどちらも『~すること』という意味の名詞句を作ります。基本的に使い方は同じで、書き換えることもできます。
しかし、特定の語の目的語になる場合は動名詞のみ、または不定詞のみしかとれないことがあります。
・動名詞しか目的語にとれない場合
特定の動詞の目的語:enjoy, finish, stop など
前置詞の目的語
セリフでは前置詞atの目的語になっているため、動名詞しかとれません。『to forget things』と不定詞にすることはできないので注意しましょう。
・不定詞しか目的語にとれない場合
最後に
今回はここまでです。『忘れる天才』って言い方が、皮肉が効いていていいですね。
『be good at』は中学英語で頻出の熟語であり、動名詞と合わせて使われることも多いです。ぜひ押さえておきましょう。
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映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』よりドクター・ストレンジ
He's very good __ forgetting things.
彼は忘れる天才だ__に入るのは?
in, on, at, to
皮肉が聞いてますね(笑) pic.twitter.com/cVwWRj8RC5— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) October 25, 2022
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DVD・BD:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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(参照2022/11/09)
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