第571回.『時には歩くより まず走れだ』は英語で何と言う?接続詞『before, after』を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
Sometimes you gotta run __ you can walk.
吹替:時には歩くより まず走れだ
字幕:時には歩く前に走ることが必要なんだ
訳 :時には歩く前に走らなければならない
__に入るのはどちらでしょう?
①before
②after
映画のシーン
映画:アイアンマン
シーン:トニーがアイアンマン・マーク2の飛行テストをしようとするシーンです。マーク2で飛び立とうとするトニーに対して、ジャービスが「実際の飛行は計算をしてからの方が…」と制止するのですが、トニーは制止を無視して飛び立ちます。
今回のセリフは吹き替え版の「時には歩くより まず走れだ」がお気に入りなので、そちらも紹介しました。自信家のトニーらしさが出ていていいですよね。
答え
正解は①beforeです!
トニー・スターク / アイアンマン
Sometimes you gotta run before you can walk.
吹替:時には歩くより まず走れだ
字幕:時には歩く前に走ることが必要なんだ
訳 :時には歩く前に走らなければならない
詳しい英語の解説
接続詞:before
意味:~する前に
セリフではbeforeの後に「you can walk」という文・節が置かれているため、接続詞として使われていることが分かります。
Sometimes you gotta run before you can walk.
訳:時には歩く前に走らなければならない
beforeは他にも前置詞や副詞として使うこともできます。前置詞の場合はその後に名詞・名詞句などが置かれ、副詞の場合は主にbeforeのみで使います。
接続詞:after
意味:~した後に
beforeとは反対の意味をもっています。afterもbeforeと同じく前置詞や副詞としても使えます。
副詞:sometimes
意味:時々、時には
頻度を表す副詞で、文頭・文中・文末のいずれでも用いることができます。セリフでは文頭に置かれています。
文中で用いる場合は、否定文のnotと同じ位置に置かれます。他の頻度を表す副詞usually, oftenなども同様です。
短縮形:gotta
元の形:have to
意味:~しなければならない
主に口語で用いられる短縮形です。『have to』以降は不定詞となるため、後に続く動詞は原形になります。
ちなみに『have to』は助動詞mustと同じような意味を持ちますが、mustよりは少し控えめなニュアンスになります。
口語でよく使われる短縮形は、他にも『gonna:going to』や『wanna:want to』などがあります。
最後に
今回はここまでです。この後、飛行中に高度を上げながら言う「Records are made to be broken.:記録は破るためにある」もかっこよくていいですよね。このシーンは本当にお気に入りで、大好きなシーンの1つです。
before, afterはともに接続詞として使え、さらに前置詞としても使えます。後に続く文や単語に注意しつつ、品詞を確認していきましょう。
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映画『アイアンマン』よりトニー・スターク
Sometimes you gotta run __ you can walk.
時には歩くより まず走れだ__に入るのは?
before, after
マーク2作ってるシーン大好き pic.twitter.com/TWusbIFuIQ— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) January 5, 2023
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(参照2023/01/16)
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