第1238回.マーベル映画のセリフで『名詞節を導く接続詞』を解説
映画『キャプテン・マーベル』(2019年)より
原題『Captain Marvel』
問題
キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)
Tell the Supreme Intelligence __ I’m coming to end it.
字幕:スプリーム・インテリジェンスに伝えて 私がすべて終わらせると
訳 :スプリーム・インテリジェンスに 私がそれを終わらせに行くと伝えて
__に入るのはどれでしょう?
①this
②that
③what
④when
答え
正解は②thatです!
キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)
Tell the Supreme Intelligence that I’m coming to end it.
字幕:スプリーム・インテリジェンスに伝えて 私がすべて終わらせると
訳 :スプリーム・インテリジェンスに 私がそれを終わらせに行くと伝えて
詳しい英語の解説
tell O that節
意味:Oに「that節」だと言う
第4文型(SVOO)の文の2つ目の目的語(直接目的語)に、that節の文を置いた形になります。
接続詞『that』が導く節は名詞節になるため、この働きができます。
セリフを分類すると以下のようになります。(※命令文なので主語はありません。)
Tell the Supreme Intelligence that I’m coming to end it.
訳:スプリーム・インテリジェンスに 私がそれを終わらせに行くと伝えて
S(主語):なし
V(動詞):tell
O1(間接目的語):the Supreme Intelligence
O2(直接目的語):that I’m coming to end it
不定詞(副詞的用法)
不定詞句:to end it
意味:それを終わらせるために
to不定詞の副詞的用法は不定詞句が副詞の役割を果たし、目的・原因・理由などを表します。
セリフでは『それを終わらせるために』という目的を表しており、動詞『am coming』を修飾しています。
Tell the Supreme Intelligence that I’m coming to end it.
訳:スプリーム・インテリジェンスに 私がそれを終わらせに行くと伝えて
最後に
今回は『tell O that節』『不定詞(副詞的用法)』を解説しました。接続詞『that』は名詞節を導くので、色々な場面で使えます。省略されることもあるので、注意しましょう。
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参照:キャプテン・マーベル
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(参照2025/07/07)
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