第1094回.マーベル映画のセリフで『思いつく』という意味の熟語を解説
映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)より
原題『Spider-Man: Homecoming』
問題
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トム・ホランド)
First, we gotta come __ with a better name than “glowy thingy.”
字幕:何か名前を付けよう
訳 :まず 僕たちは「光るやつ」よりもいい名前を思いつかないと
__に入るのはどれでしょう?
①on
②in
③into
④up
答え
正解は④upです!
ピーター・パーカー / スパイダーマン
First, we gotta come up with a better name than “glowy thingy.”
字幕:何か名前を付けよう
訳 :まず 僕たちは「光るやつ」よりもいい名前を思いつかないと
詳しい英語の解説
句動詞:come up with ~
意味:~を思いつく、~を考え出す
『計画やアイデアなどを思いつく』という意味の句動詞(群動詞)です。
この後には目的語(名詞)が置かれます。セリフでは『a better name:よりよい名前』が置かれています。
First, we gotta come up with a better name than “glowy thingy.”
訳:まず 僕たちは「光るやつ」よりもいい名前を思いつかないと
短縮形:gotta
元の形:have got to
意味:~しなければならない
『have got to』を短縮形にするとgottaとなります。短縮形gottaは主に口語で用いられます。
『have got to』は似た意味の『have to』と比べると『~しなければならなくなった』のように、より緊急性のあるニュアンスになります。
また、口語では『have to』と同じ意味で『gotta(have got to)』が使われることも多いです。単純によりカジュアルな表現だと考えましょう。
First, we gotta come up with a better name than “glowy thingy.”
訳:まず 僕たちは「光るやつ」よりもいい名前を思いつかないと
形容詞:glowy
意味:光る
名詞:thingy
意味:何かもの(名前が分からないもの)
glowyは動詞『glow』を形容詞化したもので、口語的な造語です。thingyも『名前がよく分からないもの』に使う口語的な表現です。
2つを合わせて『glowy thingy:何か光るやつ』といったニュアンスで言っています。
最後に
今回はここまでです。『come up with』は中学英語・英検3級程度の熟語になります。学生はぜひ覚えておきたいですね。
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参照:スパイダーマン:ホームカミング
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(参照2025/02/04)
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