第1251回.マーベル映画のセリフで接続詞『before』と『after』を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
Sometimes you got to run __ you can walk.
字幕:時には歩く前に走らねばならない
訳 :時には歩けるようになる前に走らなければならない
__に入るのはどちらでしょう?
①before
②after
答え
正解は①beforeです!
トニー・スターク / アイアンマン
Sometimes you got to run before you can walk.
字幕:時には歩く前に走らねばならない
訳 :時には歩けるようになる前に走らなければならない
詳しい英語の解説
接続詞:before
意味:~する前に
前置詞:before
意味:~の前に
副詞:before
意味:以前に
『before』は接続詞・前置詞・副詞として使えます。『前に』という意味合いは同じですが、それぞれ使い方が異なります。
接続詞『before』はこの後に1文(節)を伴います。
前置詞『before』はこの後に名詞(名詞句)を伴います。
副詞『before』は主に文末で『before』のみで用います。
セリフでは『before』の後に『you can walk』という1文(節)が置かれているので接続詞として使われていることが分かります。
Sometimes you got to run before you can walk.
訳:時には歩けるようになる前に走らなければならない
接続詞:after
意味:~した後に
前置詞:after
意味:~の後に
副詞:after
意味:後に
『before』と反対の意味である『after』も、同じく接続詞・前置詞・副詞として使えます。
それぞれの品詞での使い方も『before』と同様です。
got to do = have got to do
意味:〜しなければならない
『have got to』が正しい形ですが、口語・会話では『have』が省略されて『got to』となることがあります。
『have got to / got to』は、口語では『have to』の代わりとして使われることが多いです。
Sometimes you got to run before you can walk.
訳:時には歩けるようになる前に走らなければならない
単語の解説
副詞:sometimes
意味:時々、時に
最後に
今回は『接続詞』を解説しました。同じ単語でも品詞が異なることがあります。単語の後にどんな語・句・節が続いているかを確認していきましょう。
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参照:アイアンマン
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(参照2025/07/09)
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