第760回.マーベル映画のセリフで『get O 分詞』を解説
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』(2023年)より
原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』
問題
ロケット(ブラッドリー・クーパー)
I got you __ .
字幕:君を死なせた
訳 :俺は君を殺させた(死なせた)
I got everybody __ .
字幕:みんな死なせた
訳 :俺はみんなを殺させた(死なせた)
__に入るのはどちらでしょう?
①killing
②killed
映画のシーン
映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3
シーン:ロケットが生死の境をさまよっているときに、かつて亡くした友達のライラ、ティーフス、フロアの姿を見ます。ロケットはみんなを助けられなかったことに責任を感じて謝罪します。そして、自分も死後の世界に足を踏み入れそうになりますが、ライラの言葉で踏みとどまります。
答え
正解は②killedです!
ロケット
I got you killed.
字幕:君を死なせた
訳 :俺は君を殺させた(死なせた)
I got everybody killed.
字幕:みんな死なせた
訳 :俺はみんなを殺させた(死なせた)
詳しい英語の解説
get O 過去分詞
意味:①Oを~してもらう(使役) ②Oを~される(被害)
『主語がOを~してもらう、される』という意味を表せます。過去分詞は『~してもらう』という使役や『~される』という被害の意味を含みます。
また『have O 過去分詞』でも同じ表現となります。
無理に暗記しようとせず、第5文型(SVOC)の形になっていると考えると分かりやすいです。
『get O C:OをCの状態にする』のC(補語)が過去分詞になっており、『~される』という受け身の意味になっていると考えましょう。
I got you killed. I got everybody killed.
訳:俺は君を殺させた(死なせた) 俺はみんなを殺させた(死なせた)
最後に
今回はここまでです。ここのシーンは見ていると切なくなりますね。ロケットが友達の死に対して責任を感じているところも泣けてきます。
『have/get O 分詞』は構文のような感覚で覚えようとしてしまう人が多いですが、第5文型だと考えるが分かりやすいのでオススメです。
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参照:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3
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(参照2023/09/26)
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