第824回.マーベル映画のセリフで『go』と『visit』の違いを解説
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)より
原題『Avengers: Age of Ultron』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
I might need to __ Oslo.
字幕:オスロへ行く方が早い
訳 :私はオスロへ行く必要があるかもしれない
__に入るのはどちらでしょう?
①go
②visit
映画のシーン
映画:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
シーン:クリントの家に一時撤退していたアベンジャーズが、ウルトロンの計画を阻止するために再び動き始めるシーンです。トニーはミサイルの発射コードを変更している人物を探るためにオスロにあるネクサスに向かいます。
答え
正解は②visitです!
トニー・スターク / アイアンマン
I might need to visit Oslo.
字幕:オスロへ行く方が早い
訳 :私はオスロへ行く必要があるかもしれない
詳しい英語の解説
他動詞:visit
意味:~に行く、~を訪れる
visitは他動詞なので目的語をとります。動詞の後に目的語(名詞)を直接置く必要があります。
セリフではvisitの後に目的語『Oslo:オスロ』が置かれています。
I might need to visit Oslo.
訳:私はオスロへ行く必要があるかもしれない
自動詞:go
意味:行く
goは自動詞なので目的語をとりません。動詞の後に目的語(名詞)を直接置くことはできません。
そのため、行き先を表したい場合は前置詞toを伴う必要があります。
visitをgoに置き換えてセリフを書き換えた場合、前置詞toも加えて以下のようにします。
I might need to go to Oslo.
訳:私はオスロへ行く必要があるかもしれない
単語・熟語の解説
助動詞:might
意味:~かもしれない(推量)
need to do
意味:~する必要がある
一般動詞needの目的語に不定詞の名詞的用法が置かれた形となります。
最後に
今回はここまでです。前回に引き続きgoとvisitの問題になりました。こういったセリフで自動詞と他動詞に触れていければと思います。
自動詞と他動詞の違いは英語を学んでいく上で、避けては通れない道です。動詞ごとに覚えていくのはなかなか骨が折れますが、まずは比較的よく使われる単語から覚えていきましょう。
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参照:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
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(参照2024/03/01)
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