第992回.マーベル映画のセリフで『口語で使う短縮形gonna』を解説
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)より
原題『Captain America: The Winter Soldier』
問題
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
I’m not gonna __ you. You’re my friend.
字幕:君とは戦わない 親友だから
訳 :僕は君と戦うつもりはない 君は僕の友達だ
__に入るのはどれでしょう?
①fight
②to fight
③fighting
④fought
映画のシーン
映画:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
シーン:墜落していくヘリキャリアでの最後の戦いのシーンです。親友だから戦えないと言い、盾を捨て無防備になるスティーブにバッキーは任務を遂行するために襲いかかります。
答え
正解は①fightです!
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
I’m not gonna fight you. You’re my friend.
字幕:君とは戦わない 親友だから
訳 :僕は君と戦うつもりはない 君は僕の友達だ
詳しい英語の解説
be gonna do = be going to do
意味:~するつもりだ、~するだろう
『gonna』は『going to』の短縮形で、主に口語・会話で用いられます。be動詞と合わせて未来を表す『be going to』として使います。
『be going to』の後には動詞の原形が置かれます。短縮形『gonna』の後にも同様に動詞の原形が置かれます。
セリフでは『gonna』の後に動詞の原形『fight:~と戦う』が置かれています。
I’m not gonna fight you.
訳:僕は君と戦うつもりはない
口語で使われる短縮形
『gonna』以外にも、以下のような短縮形が口語でよく使われます。
wanna do = want to do
意味:~したい
gotta do = have got to(have to)
意味:~しなければならない
単語の解説
動詞:fight
意味:戦う、~と戦う
原形-過去形-過去分詞形:fight – fought – fought
セリフでは原形を使っています。fightは過去形・過去分詞形が不規則変化する動詞なので注意しましょう。
最後に
今回はここまでです。この後、バッキーはスティーブの『I’m with you to the end of the line.:最後まで一緒だ』という言葉を聞き、攻撃の手を止めます。こういう演出たまらないですよね。
口語で使われるgonnaやwannaなどは、学校では習わない表現になります。しかし、映画などではよく使われているので、ぜひ覚えておきましょう。
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参照:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
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(参照2024/09/24)
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