第1077回.マーベル映画のセリフで『afraid』を使った熟語・連語を解説
映画『スパイダーマン』(2002年)より
原題『Spider-Man』
問題
ベン・パーカー(クリフ・ロバートソン)
With great power comes great responsibility.
字幕:大いなる力は 大いなる責任が伴う
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トビー・マグワイア)
Are you afraid __ I’m going to turn into some kind of criminal?
字幕:まさか僕が犯罪者にでもなると?
訳 :あなたは僕が何らかの犯罪者になると恐れているの?
__に入るのはどれでしょう?
①of
②to
③that
答え
正解は③thatです!
ピーター・パーカー / スパイダーマン
Are you afraid that I’m going to turn into some kind of criminal?
字幕:まさか僕が犯罪者にでもなると?
訳 :あなたは僕が何らかの犯罪者になると恐れているの?
詳しい英語の解説
be afraid that
意味:~ということを恐れる、残念に思う、恐れ入りますが
『be afraid that』は接続詞thatが使われており、この後に1文・節が置かれます。接続詞thatは省略することもできます。
また、こちらは『恐れ入りますが』『申し訳ないのですが』と相手に遠慮するような表現としても使えます。
セリフでは『be afraid that』の後に『I’m going to turn into some kind of criminal』と1文が置かれています。
Are you afraid that I’m going to turn into some kind of criminal?
訳:あなたは僕が何らかの犯罪者になると恐れているの?
be afraid of
意味:~を恐れる、心配する
『be afraid of』の後には名詞・代名詞を置きます。
こちらは熟語としてよく教えられるので、覚えている方も多いと思います。
be afraid to do
意味:~することを恐れる、心配する
『be afraid to』の後には、動詞の原形を置き不定詞(to do)を作ります。
『~することを恐れる』のように動作に対して使う場合はこちらになります。
単語・熟語の解説
句動詞:turn into
意味:~に変わる、~になる
some kind of ~
意味:ある種の~、何らかの~
最後に
今回はここまでです。『be afraid』の後は、その後に続く品詞や節によってto, of, thatなどを使い分ける必要があります。意味だけではなく品詞をしっかりと理解しておくことが大切です。
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(参照2025/01/17)
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