第1139回.マーベル映画のセリフで『仮定法を用いた丁寧な表現』を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
Would it be all right if everyone ______ down?
字幕:みんな座ったらどうだ?
訳 :もしみんなが座ってくれたら、ありがたいんだけど
__に入るのはどれでしょう?
①sit
②sat
③sits
④sitting
答え
正解は② sat です!
トニー・スターク / アイアンマン
Would it be all right if everyone sat down?
字幕:みんな座ったらどうだ?
訳 :もしみんなが座ってくれたら、ありがたいんだけど
詳しい英語の解説
仮定法過去を使った丁寧な依頼
『Would it be all right if + 過去形』の形は、相手に丁寧に提案・依頼をするときに使われる表現です。
実際に相手が座るかどうかは現実のことですが、『控えめな印象』を出すために仮定法過去が使われています。
Would it be all right if everyone sat down?
訳:みんなが座ってくれたら、ありがたいのですが
動詞:sit
意味:座る
原形:sit / 過去形:sat / 過去分詞形:sat
選択肢②の『sat』は、仮定法で使う『過去形』の役割をしています。
Would it be all right ~ ?
意味:〜しても大丈夫ですか
『〜しても大丈夫ですか?』という丁寧な許可・依頼の表現です。
実際には許可を求めるだけでなく、柔らかく提案をするときにも使います。
最後に
今回は『仮定法を使った丁寧な依頼表現』の紹介でした。学校では『仮定法=非現実』と教わりますが、実際の英会話では『丁寧さ』『柔らかさ』を出す手段としてよく使われています。ぜひ使いこなしてみてください!
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(参照2025/04/14)
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