第580回.『間違いを犯す、ミスをする』は英語で何と言う?よく使われる熟語・連語を紹介
映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017年)より
原題『Thor: Ragnarok』
問題
スルト(クランシー・ブラウン)
You have __ a grave mistake, Odinson.
字幕:大間違いだぞ オーディンソン
訳 :お前は重大な間違いを犯しているぞ オーディンソン
ソー(クリス・ヘムズワース)
I __ grave mistakes all the time.
字幕:まあ いつものことだ
訳 :俺はいつも重大な間違いを犯している
Everything seems to work out.
字幕:だが 最後は何とかなる
訳 :すべてがうまくいっているようだ
__に入るのはどちらでしょう?
①made, make
②taken, take
映画のシーン
映画:マイティ・ソー/バトルロイヤル
シーン:映画の最初、ソーがラグナロクを防ぐためにスルトと対峙するシーンです。「お前は間違いを犯しているぞ」と言うスルトに対し、ソーは「いつものことだ だが最後は何とかなる」と返します。この楽観的なところが、なんだかかわいいですよね。
答え
正解は①made, makeです!
スルト
You have made a grave mistake, Odinson.
字幕:大間違いだぞ オーディンソン
訳 :お前は重大な間違いを犯しているぞ オーディンソン
ソー
I make grave mistakes all the time.
字幕:まあ いつものことだ
訳 :俺はいつも重大な間違いを犯している
詳しい英語の解説
熟語:make a mistake / make mistakes
意味:間違いを犯す、ミスをする
スルトのセリフは単数形を使った『make a mistake』に、ソーのセリフは複数形を使った『make mistakes』となっており、両方とも形容詞『grave:重大な』で修飾されています。
また、スルトのセリフは現在完了の文になっているため、makeが過去分詞形のmadeになっています。
You have made a grave mistake, Odinson.
訳:お前は重大な間違いを犯しているぞ オーディンソン
I make grave mistakes all the time.
訳:俺はいつも重大な間違いを犯している
熟語:all the time
意味:いつも、いつでも
熟語:seem to do
意味:~するようだ、~するらしい
doには動詞の原形が置かれ、不定詞となります。セリフではworkが置かれています。
また、セリフでは主語の『everythig:すべて』が3人称単数なので、seemがseemsとなっています。
Everything seems to work out.
訳:すべてがうまくいっているようだ
句動詞:work out
意味:うまくいく、何とかなる
最後に
今回はここまでです。「いつものことだ だが最後は何とかなる」というのが楽観的にも聞こえますが、何度もピンチを乗り越えてきたソーだからこそ言えるのかもしれませんね。
今回はいくつか熟語・連語を紹介しました。英語は単語や熟語を覚えるのが一番大変なところですよね。そういった部分はぜひ映画のセリフと一緒に覚えていきましょう。
他の問題にも挑戦しよう!
他の『マーベル英語検定』の記事のリンクはこちら
Twitterでの元ツイートはこちら
#マーベル英語検定
映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』よりスルト
大間違いだぞ オーディンソンソー
I __ grave mistakes all the time.
まあいつものことだ
だが最後は何とかなる__に入るのは?
make, take
この楽観的なところが可愛い🤣 pic.twitter.com/2T11y29ROA— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) January 14, 2023
Twitterでタグ #マーベル英語検定 で日々問題を出題しています!
Twitterのアカウントはこちら
マーベル英語検定を日々更新しています。フォローよろしくお願いします!
過去の作品はこちら
前回の記事はこちら
【アイアンマン】『スーツと私は一体だ』は英語で何と言う?『人称代名詞の語順』について解説【マーベル映画のセリフで英語の問題】
参照:マイティ・ソー/バトルロイヤル
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2022/01/25)
コメントを書く