マーベル英語検定
マーベル英語検定の第986回~第990回をまとめて解いてみましょう!
こちらの記事では1問1解形式になっております。
問題1
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
Which Bucky am I talking __ ?
字幕:どっちのバッキーだ?
訳 :僕はどっちのバッキーに話しかけているんだ?
__に入るのは?
①何も入らない
②to
解答1
正解は②toです!
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
Which Bucky am I talking to?
字幕:どっちのバッキーだ?
訳 :僕はどっちのバッキーに話しかけているんだ?
『前置詞の目的語』と『疑問詞』
セリフの英文が前置詞toで終わっていることに違和感を感じる方もいるかと思います。
これは前置詞toの目的語が文頭に移動したために起こっています。目的語が移動する前と移動した後の文を比べてみましょう。
移動前:Am I talking to which Bucky?
移動後:Which Bucky am I talking to?
疑問詞は基本的に文頭に置くため、本来であれば前置詞toの後に置かれる目的語『which Bucky』が文頭に移動しています。
そのため前置詞toだけが文の最後に取り残される形になってしまったのですね。
詳しい英語の解説はこちら
問題2
ヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)
He may have been your father, boy, but he wasn’t your __ .
字幕:お前の親父(オヤジ)は奴じゃない
訳 :奴は父親だったかもしれないが オヤジじゃなかった
__に入るのは?
①father
②daddy
解答2
正解は②daddyです!
ヨンドゥ・ウドンタ
He may have been your father, boy, but he wasn’t your daddy.
字幕:お前の親父(オヤジ)は奴じゃない
訳 :奴は父親だったかもしれないが オヤジじゃなかった
名詞:father
意味:父親、お父さん
名詞:daddy, dad
意味:お父さん、パパ、オヤジ
fatherは一般的な『父親』という意味の名詞で、少しかしこまったフォーマルな言い方になります。かしこまった場面や文書ではfatherを使うといいでしょう。
daddy, dadは子供が自分の父親を呼ぶときの愛称で、親しみのある言い方です。主に口語で使われます。
詳しい英語の解説はこちら
問題3
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
Thank you for everything you’ve done for this country.
字幕:感謝してます この国のために尽くしてくれて
訳 :あなたがこの国のためにしてくれた全てのことに 感謝しています
このセリフには関係代名詞のどの表現が使われている?
①主格
②所有格
③目的格
解答3
正解は③目的格です!
トニー・スターク / アイアンマン
Thank you for everything (that) you’ve done for this country.
字幕:感謝してます この国のために尽くしてくれて
訳 :あなたがこの国のためにしてくれた全てのことに 感謝しています
※セリフでは関係代名詞thatは省略されています。
関係代名詞(目的格)
関係代名詞節:(that) you’ve done for this country
意味:あなたがこの国のためにしてくれた
関係代名詞節『(that) you’ve done for this country』が先行詞の『everything』を修飾しています。
関係代名詞の目的格thatは省略することができ、セリフでも省略されています。
詳しい英語の解説はこちら
問題4
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
(Are) You ready __ Captain America into the jaws of death?
字幕:キャプテン・アメリカについて来るか?
訳 :キャプテン・アメリカに続いて死地に踏み込む準備はできているか?
__に入るのは?
①follow
②to follow
解答4
正解は②to followです!
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ
(Are) You ready to follow Captain America into the jaws of death?
字幕:キャプテン・アメリカについて来るか?
訳 :キャプテン・アメリカに続いて死地に踏み込む準備はできているか?
不定詞(副詞的用法)
be ready to do
意味:~する準備ができている
『be ready:~の準備ができている』に不定詞を伴うことで『be ready to do:~する準備ができている』という意味で使えます。
セリフではbe動詞が省略されています。本来であれば疑問文なので文頭にbe動詞areが置かれています。
詳しい英語の解説はこちら
問題5
バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)
You __ done that earlier?
字幕:もっと早くやれよ
訳 :お前はそれをもっと早くできなかったのか?
サム・ウィルソン / ファルコン(アンソニー・マッキー)
I hate you.
字幕:うるさい
訳 :お前なんか嫌いだ
__に入るのは?
①couldn’t have
②haven’t could
解答5
正解は①couldn’t haveです!
バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー
You couldn’t have done that earlier?
字幕:もっと早くやれよ
訳 :お前はそれをもっと早くできなかったのか?
could have done
意味:~したかもしれない、~だったかもしれない、~できたかもしれない
『助動詞+完了形(have+過去分詞)』の形をとることで過去に関することを述べることができます。
『could have+過去分詞』は過去の可能性についての推量・後悔・非難などを表すことができます。
セリフではバッキーが『~できなかったのか』と、過去のことについてサムを非難するようなニュアンスで使っていますね。
詳しい英語の解説はこちら
最後に
今回はここまでです。今までに解説してきたマーベル英語検定の問題を一度にたくさん解ける記事になりました。
この記事が映画・マーベル・アベンジャーズを好きな方の英語学習に役立ったら幸いです。
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参照:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
参照:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
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参照:キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
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(参照2024/10/04)
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